喜怒哀楽

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青菜に塩
あおなにしお
意味
急に元気をなくしてしょげている様子。
類義語
青莱を湯につけたよう / 菜の花に塩をかけたよう / 蛞蝓に塩

足下から鳥が立つ
あしもとからとりがたつ
意味
身近なところで突然意外なことが起こること。また、急に思いついて物事をはじめることにもいう。
類義語
足下から煙が出る / 寝耳に水 / 足元から竜が上がる

怒りは敵と思え
いかりはてきとおもえ
意味
怒ることは身を滅ばす敵と思って慎むことが大切だという戒め。
類義語
怒りは愚かな者の胸に宿る

怒れる拳笑顔に当たらず
いかれるこぶしえがおにあたらず
意味
怒って振り上げた拳も、笑顔の相手には拍子抜けがして打ち下ろせないように、高圧的な態度で出てきた相手には、優しい態度で接するほうが効果があるという教え。
類義語
握れる拳笑める面に当たらず / 尾を振る犬は叩かれず / 袖の下に回る子は打たれぬ / 柔能よく剛を制す / 笑う顔に矢立たず

一の裏は六
いちのうらはろく
意味
悪い事の後にはよい事があるというたとえで、悪い出来事に出会った人を励ますときに用いられる。
類義語
悪の裏は善 / いい後は悪い

いつも月夜に米の飯
いつもつきよにこめのめし
意味
毎日が月夜で米の飯が食べられる暮らしが続けば申し分はないという、苦労のない気楽な生活のたとえ。
類義語
いつも月夜に常九月 / 負わず借らずに子三人

命の洗濯
いのちのせんたく
意味
衣類に付いた垢や汚れを洗い落とすように、思い切り楽しむことで日ごろの生活で積み重なった苦労を忘れてさばさばすること。
類義語
命の土用干し

茨垣を裸身で潜る
いばらがきをはだかみでくぐる
意味
茨の垣根を裸で潜れば全身傷だらけになることから、極めて苦痛なことのたとえ。

今鳴いた烏がもう笑う
いまないたからすがもうわらう
意味
今まで泣いていたと思ったら、もう機嫌を直して笑っているという、憎めない変わりようをいうたとえ。

言わねば腹脹る
いわねばはらふくる
意味
言いたいことを気がねして言わずに我慢していると、そのために気がはれないで不満が腹の中にたまるものだということ。
類義語
思う事言わねば腹脹る / 物言わねば腹脹る
対義語
物言えば唇寒し秋の風

浮世の苦楽は壁一重
うきよのくらくはかべひとえ
意味
この世の苦楽は隣り合っていて変転極まりないものであるから、苦境にあっても悲観することなく、楽境にあっても楽観は禁物であるという教え。
類義語
浮世は回り持ち / 楽あれば苦あり / 浮世は回る水車

浮世は牛の小車
うきよはうしのおぐるま
意味
この世は辛い苦しい事ばかりがしきりに回ってくるものであるということ。
類義語
浮世は車

兎も七日なぶれば噛み付く
うさぎもなぬかなぶればかみつく
意味
どんなおとなしい性質のものでも、度々いじめられれば怒り出すものだということ。
類義語
なぶれば兎も食い付く / 仏の顔も三度

怨み骨髄に入る
うらみこつずいにいる
意味
骨の髄にしみ込むほど深く怨むという意味で、人から受けた仕打ちに対して心の底から憤り、激しく怨むこと。
類義語
怨み骨髄に達す / 怨み骨髄に徹す

鬼の居ぬ間に洗濯
おにのいぬまにせんたく
意味
気詰まりな人や怖い人を鬼にたとえ、そのような人がいない間に思う存分気晴らしをし、楽しもうということ。
類義語
鬼の来ぬ間に洗濯 / 鬼の留守に洗濯

鬼の目にも涙
おにのめにもなみだ
意味
人の情を知らず、鬼のように無慈悲な人が、同情や哀れみの心を覚えて柄にもなく涙を浮かべること。冷酷な人間が慈悲心を起こすたとえ。

思う事言わねば腹脹る
おもうこといわねばはらふくる
意味
心の中に思っていることを言わないで我慢していると、そのことのために物がつかえて腹がふくらんでくるような気持ちの悪い不愉快な気分になるということ。
類義語
物言わねば腹脹る / 言わねば腹脹る / 思いを包むは罪深し
対義語
物言えば唇寒し秋の風

尾を振る犬は叩かれず
おをふるいぬはたたかれず
意味
尾を振ってなついてくる犬が人からたたかれることがないように、愛想のよい人や従順な人はひどい目に遭わないということ。
類義語
尾を振る犬は打たれず / 杖の下に回る犬は打てぬ / 怒れる拳笑顔に当たらず / 袖の下へ回る子は打たれぬ

河童の寒稽古
かっぱのかんげいこ
意味
河童は年中川に住んでいるから、寒中水泳の稽古は一向苦にならないところから、はた目には苦痛のように見えても、当人は苦しくも何ともないことのたとえ。
類義語
屁の河童 / 河童の屁 / 餓鬼の断食

隔靴掻痒
かつかそうよう
意味
靴の上から痒い所を掻くの意から、物事が思うようにならず、非常にもどかしいことのたとえ。
類義語
靴を隔てて痒きを掻く / 二階から目薬

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