天気

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朝霞門を出でず、暮霞千里を行く
ちょうかんもんをいでず、ぼかせんりをゆく
意味
朝の霞には外出を避けるが、晩の霞には遠出もできる。朝立つ霞は雨の降る前兆、夕方の霞は晴天の続く前兆であることをいう。

梅雨に降らぬと土用に降る
つゆにふらぬとどようにふる
意味
土用は、小暑から立春までの夏の暑いさかりのこと。梅雨の時期に雨が降らないと、土用のときにたくさん降る。

夏沖の秋山
なつおきのあきやま
意味
夏は沖のほうが晴れ、秋は山のほうが晴れていれば、天気がよい。

二八月に思う子船に乗るな
にはちがつにおもうこふねにのるな
意味
二月と八月には、天気が急変しやすく、また海が荒れて危険なので、大事な子を船に乗せないほうがよいということ。

二八月の雷に隣に行くな
にはちがつのかみなりにとなりにいくな
意味
二月と八月の雷は落ちることが多いから、鳴っている間は出歩くなということ。

春海秋山
はるうみあきやま
意味
春は海が、秋は山が晴れるとよい天気になるということ。

春北風に冬南いつも東は常降りの雨
はるきたかぜにふゆみなみいつもひがしはじょうぶりのあめ
意味
春の北風、冬の南風、また四季を通して東風が吹くときは雨が降る前兆だということ。

春に三日の晴れ無し
はるにみっかのはれなし
意味
春の晴天は三日ともたない。春は雨が多いということ。

春の雪と叔母の杖は怖くない
はるのゆきとおばのつえはこわくない
意味
春の雪はたとえ大雪であってもすぐにとける。叔母が杖でたたいても力が弱く痛くない。どちらも恐れるに足りないということ。
類義語
春の雪と歯抜け狼は怖くない / 春の雪と子供の喧嘩は長引かぬ / 春の雪と年寄りの腕自慢は当てにならぬ

東雷雨降らず
ひがしかみなりあめふらず
意味
東のほうで雷のする時は雷鳴ばかりで、雨となることはない。
類義語
東雷音ばっかり

未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐ
ひつじのときにはるるはあめにはみのかさをぬぐ
意味
午後二時ごろに降り止んだ雨は、晴れあがってふたたび降り出すおそれがない。

日照りの朝曇り
ひでりのあさぐもり
意味
ひでりの時は、朝のうちは曇りがちであるということ。

夕立は一日降らず
ゆうだちはいちにちふらず
意味
夕立は一時的に強く降るが長続きするものではない。

夕立は馬の背を分ける
ゆうだちはうまのせをわける
意味
馬の背中の片側は濡らして片側は濡らさないほど、夕立は局地的なものだということ。
類義語
夏の雨は牛の背を分ける

夕立は三日
ゆうだちはみっか
意味
夕立は一度降ると三日ぐらい続けてくることをいう。

夕鳶に笠を脱げ
ゆうとびにかさをぬげ
意味
夕方に鳶が鳴けば、まもなく雨がやむしるしである。

夕焼けに釜を研げ
ゆうやけにかまをとげ
意味
夕焼けになった翌日は晴れるので、鎌を研いで草刈りや稲刈りに備えよということ。
類義語
秋の夕焼けは鎌を研いで待て / 朝焼けは雨夕焼けは日和

雪の明日は裸虫の洗濯
ゆきのあしたははだかむしのせんたく
意味
裸虫とは、貧しくて着る物がろくにない人のこと。雪が降った翌日は晴天で暖かくなることが多いので、裸虫でも洗濯ができるということ。
類義語
雪の明日は孫子の洗濯 / 雪の明くる日は間男の洗濯

夜上がり天気雨近し
よあがりてんきあめちかし
意味
夜のうちに雨が上がって晴れたのは、天気のいいのが長く続かないということ。

四つ晴れに傘放すな
よつばれにかさはなすな
意味
午前十時ごろ降りやんだ雨は、午後、再び降り出すことが多いから、その用意を忘れるな。

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