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子養わんと欲すれども親待たず
こやしなわんとほっすれどもおやまたず
意味
子が親の世話をして孝行をしようと思うころには、親はそれを待たないでこの世を去ってしまうの意で、親の生きているうちにこそ孝行をせよという教え。
類義語
孝行のしたい時分に親はなし / 風樹の歎

子故に迷う親心
こゆえにまようおやごころ
意味
子どもがかわいいあまりに、親は理性を失って正しい判断ができなくなることが多いという意味。
類義語
子に迷う闇 / 子故の闇に迷う / 親に目なし / 親の欲目

子故の闇に迷う
こゆえのやみにまよう
意味
子供かわいさのあまり、親は思慮分別を失って善悪の判断ができなくなり、過ちを犯したりするということ。
類義語
子故に迷う親心 / 子を思う心の闇 / 子に迷う闇 / 親の欲目

転がる石には苔が生えぬ
ころがるいしにはこけがはえぬ
意味
いつも転がっている石には苔が生えるすきがない。よく働く人は病気にもかからず、いつも健康で生き生きしているというたとえ。一方、頻繁に職を変える人は技術が身につかず、金もたまらないという意味もある。
類義語
転石苔を生ぜず / 使っている鍬は光る / 人通りに草生えず

転ばぬ先の杖
ころばぬさきのつえ
意味
転びそうな時は前もって杖を持つがよいの意から、何事も失敗をしないようにあらかじめ準備し、用心することが肝要であるという教え。
類義語
倒れる前の杖 / 濡れぬ先の傘 / 用心は前にあり / 用心に怪我なし / よいうちから養生 / 石橋を叩いて渡る / 後悔先に立たず / 念には念を入れよ / 用心には網を張れ
対義語
泥棒を見て網を綯う

転んでもただは起きぬ
ころんでもただはおきぬ
意味
転んだ場合でも必ず何かをつかんで起き上がるというわけで、どんな時にも利益を得ようとする欲の深い機敏な人のたとえ。

子を知ること父に若くは莫し
こをしることちちにしくはなし
意味
父親は自分の子どもについて、その長所・短所を誰よりもよく知っているということ。
類義語
子を見ること親に如かず

子を見ること親に如かず
こをみることおやにしかず
意味
親が、だれよりもよくわが子の長所短所を知っているということ。
類義語
子を知るは父に若くは莫し / 子を知るは親
対義語
親に目なし / 親の欲目

子を持って知る親の恩
こをもってしるおやのおん
意味
自分が子供をもち、育てる立場になってはじめて、親の恩愛の深さとありがたさがわかるものであるということ。
類義語
子を養いて方に父の慈を知る / 子を持たねば親の恩を知らず / 子持てば親心

呉越同舟
ごえつどうしゅう
意味
仲の悪い者同士が同じ場所に居合わせたり、共通の利害のために脇力しあうことのたとえ。
類義語
胡越同舟 / 同舟相救う / 舟を同じうして江を済る

後家花咲かす
ごけばなさかす
意味
女は夫に死なれた後は、身ぎれいになって、男たちからちやほやされるものだという意。
類義語
男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く

後生大事や金欲しや死んでも命のあるように
ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように
意味
来世の安楽も現世の金もと、あれもこれも願うということで、人間の貧欲さのたとえ。また、虫のいい言いぐさのたとえにいう。
類義語
後生大事や金欲しや地獄へ落ちても鬼に負けるな

五十なれば五十の縁あり
ごじゅうになればごじゅうのえんあり
意味
五十歳になれば、もう縁談はないかというと、そんなことはなく配偶者を得るチャンスまだいくらでも残されているということ。恋や縁談には年齢による制限はないことをいう。

五臓六腑に沁みわたる
ごぞうろっぷにしみわたる
意味
腹の底まで沁みとおること。酒などを飲んだときの感覚の表現。

碁で負けたら将棋で勝て
ごでまけたらしょうぎでかて
意味
何か一つのことで失敗したら、いつまでもそれにこだわっていず、別のことで取り返せということ。
類義語
碁に負けて将棋で勝つ

呉服五層倍
ごふくごそうばい
意味
呉服の売価は、仕入れ原価に比べて非常に高いということ。暴利を得ていることのたとえ。
類義語
薬九層倍 / 花八憎倍 / 百姓百層倍 / 坊主丸儲け

五両で帯買うて三両で絎ける
ごりょうでおびこうてさんりょうでくける
意味
「絎ける」は表から縫い目が見えないように縫うこと。帯を買うには五両で済んだが、絎け縫いに三両もかけるということから、肝心なことよりも付随することに費用が予想以上にかかるたとえ。

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