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蟻の穴から堤も崩れる
ありのあなからつつみもくずれる
意味
蟻の穴を見過ごしたせいで大きな堤防が崩れることもある。小さなことでも油断をしていると思いがけない大事を起こすことがあるというたとえ。

蟻の思いも天に昇る
ありのおもいもてんにのぼる
意味
蟻のような弱小な虫でも、一心に努力すればその願いがかなえられるの意で、無力な者でも一念発起すれば、その願いは天に届き、望みを達することができるというたとえ。
類義語
蟻の思いも天に届く / 一念天に通ず / 念力岩をも通す / 精神一到何事か成らざらん

歩く足には塵が付く
あるくあしにはちりがつく
意味
どんなことでも何かをすれば、わずらわしいことが起こる。だからじっとしているのにかぎるということ。
類義語
歩く足には泥が付く / 触り三百

歩く足には棒当たる
あるくあしにはぼうあたる
意味
外出したり活躍したりすれば、それだけ災いや障害につき当たる率も多いが反面では意外の幸せをつかむことも多いというもの。つまり動きまわっておれば、よいことにも悪い事にも逢うが、家にひっこんでいたのでは、大した生き甲斐も生まれないということ。
類義語
歩く足には泥がつく

有る時払いの催促なし
あるときばらいのさいそくなし
意味
借金を返済するのに、金のあるときだけ払い、貸主から催促はいっさいしないという、借り手にまことに都合のよい返済条件。
類義語
出世払い

あるは厭なり思うは成らず
あるはいやなりおもうはならず
意味
こちらを好きになってくれる相手は好きになれず、自分が思う相手はこちらを好いてくれない。思うようにはものごとが運ばないこと。
類義語
成るは厭なり思うは成らず

合わせ物は離れ物
あわせものははなれもの
意味
二つ以上のものをくっつけたり、一緒にして作った合わせ物は、いつかは離れる。このことから、縁で結ばれた者にも、いつかは別れるときがやってくるという意味。
対義語
破れ鍋に綴じ蓋

慌てる乞食は貰いが少ない
あわてるこじきはもらいがすくない
意味
早く多く貰おうと慌てて欲張る物乞いは、仲間の反感を買って、かえって貰う物が少なくなるものだ、ということ。平静さを失うなという戒め。
類義語
慌てる蟹は穴へ入れぬ / 急いては事を仕損じる

阿波に吹く風は讃岐にも吹く
あわにふくかぜはさぬきにもふく
意味
ある土地の風俗は他の土地にも移る。上のすることは下もならうようになる。どこに行っても人情は変わらないということ。

合わぬ蓋あれば合う蓋あり
あわぬふたあればあうふたあり
意味
どんな器物にも合う蓋と合わない蓋がある。手近の蓋が合わなくてもあきらめてはいけない。一方にはよくなくても他方にはよいものであるということ。人にも物にもあてはまるが、男女の相性について多く用いる。
類義語
似合い似合いの釜の蓋 / 破れ鍋に綴じ蓋

粟一粒は汗一粒
あわひとつぶはあせひとつぶ
意味
農民の苦労をいったことば。小さな粟一粒であっても、その収穫のためには汗一粒にも当たる労力がかけられているので、無駄にはできないという教え。
類義語
粒々辛苦

あんころ餅で尻を叩かれる
あんころもちでしりをたたかれる
意味
思いがけずうまい話が舞い込んでくることのたとえ。
類義語
牡丹餅で腰打つ / 牡丹餅で頬っぺたを叩かれる

案じてたもるより銭たもれ
あんじてたもるよりぜにたもれ
意味
「たもる」は「賜わる」の転。心配してくださるより銭をくださいということ。困ったことがあったとき、いろいろと心配をしてもらっても、実質が伴わなければ役に立たない。そういうときの逆襲の言葉。語呂あわせのおもしろさもねらっている。
類義語
思し召しより米の飯 / 情けは質に置かれず

鞍上人なく鞍下馬なし
あんじょうひとなくあんかうまなし
意味
馬術の名人が馬を巧みに乗りこなす様子。乗り手と馬の呼吸がぴたりと合っているので、馬は鞍の上に人の存在を感ぜず、人もまた鞍の下の馬を意識しない。一心同体の境地にあることをいったもの。

案じるより団子汁
あんじるよりだんごじる
意味
くよくよと心配してみてもしようがない。こんなときには、せめて団子汁でも食べて気を紛らわしたほうがよいという助言。
類義語
案じるより芋汁

案ずるより産むが易し
あんずるよりうむがやすし
意味
出産は事前にいろいろと心配するものだが、いざ産んでみると心配したほどではなかったということから、前もって心配するよりも、実際にやってみると以外とたやすくできるものだということ。事前の心配をなだめたり、事後に述壊したりするときに使われる。

安に居て危うきを思う
あんにいてあやうきをおもう
意味
平和で無事なときにも危険に対する備えを忘れないこと。

安に居て危を思う
あんにいてきをおもう
意味
平穏な日々を送っている時にでも、つねに非常の場合、危機の到来した場合のことを念頭において備えておくという意味。
類義語
治に居て乱を忘れず

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