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内弁慶外すばり
うちべんけいそとすばり - 意味
- 「すばり」は「すぼり」「すぼまり」の意味で、小さくちぢこまること。家の中では弁慶のように威張っているが、外に出ると意気地がないこと。
- 類義語
- 内弁慶外味噌 / 内弁慶外菜虫 / 内広がりの外すばり / 内蛤外蜆
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内孫より外孫
うちまごよりそとまご - 意味
- どちらも孫であることには変わりはないのに、同居している息子の嫁が生んだ内孫よりも嫁にやった娘が生んだ外孫のほうが可愛いものだという意味。祖父母の心理をいったことば。
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打つも撫でるも親の恩
うつもなでるもおやのおん - 意味
- 親が悪いことをした子をしかって打つのも、よいことをした子を褒めて撫でるのも、すべて愛情の表れなのだから感謝しなければならないという意味。
- 類義語
- 打つも撫でるも親の慈悲
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独活の大木
うどのたいぼく - 意味
- うどは小さいうちは食用になるが、成長すると大きいばかりで食用にもならず、柔らかいために材木にもならない。からだばかり大きくて役に立たない人間のことをたとえていう。また、見かけは丈夫そうだが病気がちな人にもたとえる。
- 類義語
- 独活の大木柱にならぬ / 独活の大木蓮木刀 / 大男総身に知恵が回りかね / 大男の見掛け倒し
- 対義語
- 山椒は小粒でもぴりりと辛い
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鵜の真似する烏
うのまねするからす - 意味
- 水に潜って魚を捕るのが鵜だが、烏が真似をしたらおぼれてしまう。自分の能力を考慮しないで人の真似をすると失敗するという戒め。
- 類義語
- 雁が飛べば石亀も地団駄
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鵜の目鷹の目
うのめたかのめ - 意味
- 鵜や鷹が獲物をねらうときのような、鋭くてすきのない目つき。また、そのような目つきをするさま。
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産屋の風邪は一生つく
うぶやのかぜはいっしょうつく - 意味
- 産屋は出産のために建てた家、またはそのための部屋のこと。赤ん坊のときに風邪をひかせると気管を悪くして、一生風邪をひきやすくなるということ。
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旨い事は二度考えよ
うまいことはにどかんがえよ - 意味
- 自分にまことに都合のよいでき過ぎた話には、眉唾なものが多いから、十分慎重に考えた上で対処せよという教え。
- 類義語
- 旨い話は怪我のもと / 好事魔多し
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旨い物食わす人に油断すな
うまいものくわすひとにゆだんすな - 意味
- 世の中には本当の親切からごちそうをしてくれる人もあるが、たいがいは何かしら下心あってのことである。人の歓心を買うようなことをする人間は、心の底に何か求めるものがあるから、油断は禁物ということ。
- 類義語
- 旨い物食うて油断すな / 馳走終わらば油断すな
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旨い物は小人数
うまいものはこにんずう - 意味
- ごちそうは小人数で食べたほうがたくさん食べられるということ。また、料理は小人数のほうがうまくできるとも。
- 類義語
- 旨い物は一人で食え、まずい物は大勢で食え / 旨い物は小勢で食え、仕事は大勢でせよ
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旨い物は宵に食え
うまいものはよいにくえ - 意味
- うまい物でも一晩たつと味が落ちるから、明日まで取っておかずにその宵のうちに食べてしまったほうがよい。同じように、良いことはためらわずに早くやるべきだということ。
- 類義語
- 旨い物は宵のうち / 思い立ったが吉日 / 善は急げ
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馬に乗るまでは牛に乗れ
うまにのるまではうしにのれ - 意味
- 足の速い馬のほうが牛よりも乗り物としては適している。しかし、馬がいなければ、見つかるまでは牛にでも乗った方がよい。最善の方法が取れなければ、次善の方法で始めよということ。乗馬は難しいので、まず牛で練習せよという意味もある。
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馬には乗ってみよ人には添うてみよ
うまにはのってみよひとにはそうてみよ - 意味
- 実際に乗ってみて馬の本当の値打ちがわかるように、夫婦として連れ添ってみれば相手の隠れていた長所が発見できるということ。経験が大切という意昧でも使う。
- 類義語
- 人には添うてみよ馬には乗ってみよ / 人は見かけによらぬもの
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馬の耳に念仏
うまのみみにねんぶつ - 意味
- いくらありがたい念仏を聞かせても馬は理解しないということ。有益な忠告などをいくら言って聞かせても、聞き流すだけで効果のないことのたとえ。
- 類義語
- 犬に論語 / 馬耳東風 / 豚に念仏猫に経
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馬も買わずに鞍買う
うまもかわずにくらかう - 意味
- 馬も持っていないのに鞍を買っておく。ものごとの順序が逆なことのたとえ。
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馬痩せて毛長し
うまやせてけながし - 意味
- 馬は痩せると毛ばかり長く伸び、人は貧乏すると、頭の働きが鈍くなるということ。
- 類義語
- 馬疲れても毛長し / 貧すれば鈍する / 人貧しければ智短し
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生まれながらの長老なし
うまれながらのちょうろうなし - 意味
- 名憎と呼ばれる人であっても、生まれつきの名僧ではなく、そうなるまでには長い年月をかけて修養しているのだという意味。
- 類義語
- 生まれながら貴き者なし
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生まれながらの長老なし
うまれながらのちょうろうなし - 意味
- 初めからの人格者や一足飛びの成功者はなく,多年の心身の修養や努力の結果であるという教え。
- 類義語
- 生まれながら貴き者なし / 沙弥から長老にはなれぬ / 長老になるも沙弥を経る
- 対義語
- 沙弥から長老
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馬を牛に乗り換える
うまをうしにのりかえる - 意味
- 足の速い馬から遅い牛に乗り換える意で、優れたものを捨てて劣ったものを取る愚かなことのたとえ。
- 類義語
- 一牛を得て一馬を還す
- 対義語
- 牛を馬に乗り換える。
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海魚腹から川魚背から
うみうおはらからかわうおせから - 意味
- 魚を割くとき、海の魚は腹から割き、川の魚は背から割くのがよいということ。
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